こんにちは。宇佐川芳鉢です。
今回は暗い内容になります。
十年後の未来
みなさんは、いま、十年後の未来をなんとなく想像できますか?
私としては、どうもねえ……ってかんじです。
個人的にも、世相的にも、あまり良い未来を想像できないんですよね。
別に、世界が物理的に崩壊している、とまで思っているわけじゃないんですが……。
すこやかな社会を望むのは、もう諦めた方がよさそうな感じはしています。
焦りと苛立ち
人生で何かを成し遂げるためには、入念な準備というものが必須だと私は思っています。
そのためには多大な時間と労力を確保する必要があります。
いま、その「多大な時間」を確保できるほどこの世界は長持ちするのか、という焦りが私の中にはあるのです。
私だって、将来的には一端の人物になっていたい、という野心を人並みに持っています。
でも、その「将来」が危ういとなれば、どうしようもない感じがあります。
どうもねえ……って感じです。
社会に対する焦りや苛立ちにも似たこの感情……。
この感情を原動力にできる人間が大成するのでしょうかね。
時代の空気感
一般的に、こういう感情は若者に特有のものだと言われています。
しかし、私にはそう思えないのです。
この感情は、もっと他のところから来たものだとしか思えない。
というのも、決して若くはない人々も、私と同じ感情を共有していることを肌で実感しているからです。
それでも打破しようのないほどの閉塞感……。
とはいえ、原因は、なんとなくみんな気付いているんですよ。
原因はうっすら分かってはいるんですが、道徳的に、倫理的に、それを公共の場で言葉にするわけにはいきません。
だからこその閉塞感なんだと思います。
ちょっと、それについての小説を書いてみようかな……。
それで少しは気が晴れるかもしれません。