こんにちは。宇佐川芳鉢です。
今回は古本の買い方について書きたいと思います。
古本を求めて
皆さんは、本を買う際、紙本か電子書籍かで迷うことはありますか?
私はあまり迷うことなく電子書籍で購入します。
値引きしていることが多いので、電子書籍の方がお得な感じが強いからです。
しかし、2024年の現状として、すべての本が電子書籍として存在しているわけではありません。
そのため、まだまだ古本を購入する機会は多くあるのではないでしょうか。
忘れ去られた素晴らしい本との出会いのためには、古本ガチャを回すしかありません。
ということで、できるだけお得に多くの古本を買うのに役に立つ情報をここで共有したいと思います。
何かもっと良い方法があれば、是非とも、コメント等で教えてくださいね。
『楽天市場』で「古本のまとめ買い」をするメリット
『楽天市場』で古本を購入するにあたって、まず一番大事な前提があります。
それは、古本を「まとめ買い」する場合に限るということです。
どれくらいが目安かというと、10冊以上ぐらいかなと思います。
色々な要素がうまく噛み合っているおかげで、よそでは考えられないぐらいお得に古本を集めることができるのです。
ただ、かなり面倒くさいですが……。
1、出店数の多さ
第一に、楽天市場に出店している店の多さがお得の理由になります。
ネット上には古本の買えるサイトは無数にあります。
たとえば「ブックオフ」や「もったいない本舗」などが有名どころでしょうか。
上記の二つにも楽天支店があります。
多くの本屋が楽天市場に出店しているのです。
楽天市場内の出店ですから、楽天ポイントを使ってそれらの店の商品を購入することができます。
または、ポイントの消費を他所に回しても、購入額が高くなるにつれてもらえるポイントも多くなる利点があります。
楽天ポイントを使うも良し、使わないも良し、と融通が利くのが嬉しいところです。
このことによるさらなる利点は、お買い物マラソンと絡めて掘り下げます。
2,数合わせによる偶発的な出会い
楽天市場では、購入金額によって送料を無料にしてくれるシステムがあります。
基本的に「その店舗内での購入金額」が3980円以上で無料になります。
そのシステムのせいで、お目当ての本を買うだけだと送料がかかってしまうという場面が多々あります。
たとえば、上記の状態だと送料として490円が余計に取られてしまいます。
それだけあれば、あと数冊買えるというのに……。
これ、もったいないと思いますよね?
なので、数合わせのために、合計3980円以上を目指してめぼしい本を店内から探して片っ端から買い物かごに入れていくようになります。
だから「まとめ買い」という条件下でのみお得なんですね。
実は、この過程での出会いというのが本当に馬鹿に出来ません。
スーッと引き寄せられるような運命的な出会いが毎回必ずあります。
意外なお店から意外な掘り出し物が見つかることも。
3,ポイント制度とイベント
楽天ポイントの汎用性
どうして楽天市場を使えばお得になるのか。
それは、この楽天ポイントが稼げるからです。
もらえるポイントが多くても、そのポイントに使い道が無ければ意味がありません。
その点、楽天ポイントは使い道が多くて助かります。
「期間限定ポイント」という用途の限られたポイントとして進呈される分が多いんですが、それでも汎用性はかなり高いです。
『楽天ペイ』での支払いやふるさと納税なんかにも活用できます。
この汎用性の高さのせいで、なんだかんだいって楽天は嫌いになれません。
それはそれとして、近年の改悪ぶりは目に余るものがありますが……。
SPU(スーパー・ポイント・アップ)プログラム
楽天市場には「SPUプログラム」というポイントアップ制度があります。
ポイントが増えるのは有り難いんですが、それはそれとして、非常に分かりにくい制度設計です。
しかも近年は改悪に次ぐ改悪が続き、もうさほど魅力的ではありません。
それでもヨソよりはマシですが……。
まあ、我々にできることは、これ以上サービスが悪化しないように買い支えることぐらいしかありません。
お買い物マラソン
お買い物マラソンとは、楽天市場にて月に1回ほどの頻度で不定期に開催されるイベントです。
ここで第一の理由である「出店数の多さ」と利点が重なってきます。
1店舗あたり1000円以上の購入で1カウント。
1カウントごとにポイント倍率が加算される仕組みです。
エントリ—しないと参加したことにならない、上限は10店舗まででもらえるポイントにも限りがあるなど、いろんな制約もあります。
その他のイベント
見逃せないのがある周期で開催されるイベント。
特に「5と0のつく日」のキャンペーンは破格です。
エントリー忘れさえ気を付けていれば、手軽にポイント還元を受けられます。
月に何度も利用しないという人は、日付によるイベントにも気を配ってみてはいかがでしょうか。
『楽天市場』に欲しい古本が無い時は?
検索キーワードを確かめる
楽天市場の検索からお目当ての商品に全然たどり着けないことがたまにあります。
これはたぶん、誰もが一度は通る道だと思います。
古本ならば、その本の名前を本当に正確に入れないと出てこないんですよね。
たとえば実際の書名には「見える」とあったのに、検索で「みえる」とやってしまった場合、検索結果に出てこないことが圧倒的に多いです。
近い言葉で検索してくれるサジェストとか、そんな気の利いたことは一切やってくれません。
これだけではないんですが、楽天市場はサイトのつくりとして、他のショッピングサイトより不親切なところが目立ちます。
本当にどうにかしてほしいところです。
『Amazon』で探す
古本を買うだけなら、元も子もありませんが、アマゾンですべて事足ります。
正直、アマゾンのほうが本自体の品ぞろえは良いです。
あらゆる商品において、楽天には有るけどアマゾンには無い、ということは非常にまれです。
その逆はよくあります。
古本もその例に漏れず、数冊買う程度ならばアマゾンのほうが便利です。
たしかに、楽天には楽天だけの強みはありますよ。
それはそれとして、正直、国内商品の品ぞろえぐらいは、国内企業である楽天に勝っててほしいところです……。
『日本の古本屋』で探す
『日本の古本屋』とは、全国の古本屋の在庫が調べられるサイトです。
在庫があるものは、注文して取り寄せることも出来ます。
アマゾンに無い本でも、ここでは大抵見つけられます。
逆に、ここに無いのなら、もう国会図書館で探すしかありません。
肝心なこと
一番重要なのは、完璧を求めないことです。
古本の特性として、店ごとに価格がバラバラなところが挙げられるかと思います。
まったく同じ本なのに「ブックオフ」は250円で「もったいない本舗」だと120円になってたりとか。
ここで最安値を考慮しながらポイントにも気を配るのは、かなりストレスです。
ポイントを稼ぐことは、あくまでも「物のついで」と捉えたほうが良さそうですね。
ある程度で妥協しても、その時点で十分に得してるんですから。
欲張り過ぎてはいけません。